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税金のはなし 2026.06.16 執筆|税理士 田中 美咲

ふるさと納税、結局どれくらいお得なの?仕組みと上限額の考え方

ふるさと納税、結局どれくらいお得なの?仕組みと上限額の考え方

「ふるさと納税、なんだかお得らしい」——よく聞くけれど、何がどうお得なのか、いまひとつピンとこない方も多いはずです。仕組みを知れば、むずかしいものではありません。ここでは、できるだけやさしく整理します。

ふるさと納税は「寄付」と「税金の前払い」

ふるさと納税は、応援したい自治体への「寄付」です。そして寄付をすると、その分だけ、本来あなたが納めるはずだった住民税・所得税が軽くなります。つまり、税金を別の形で「前払い」しているようなイメージです。

お得の正体は、実質2,000円で返礼品

寄付をすると、自己負担2,000円を除いた金額が、原則として税金から差し引かれます。それでいて、寄付先からはお米やお肉などの返礼品が届きます。だから「実質2,000円で各地の特産品が楽しめる」と言われるのです。

自分の「上限額」はどう決まる?

差し引いてもらえる金額には上限があり、これは年収・家族構成・他の控除によって人それぞれ変わります。上限を超えて寄付した分は、ただの自己負担になってしまうので注意が必要です。

  • 共働きか、扶養家族がいるかで上限は変わる。
  • 住宅ローン控除や医療費控除など、他の控除がある年は上限が下がることも。
  • 各ポータルサイトの「シミュレーション」はあくまで目安。正確に知りたいときは源泉徴収票で確認を。

ワンストップ特例と確定申告、どっち?

寄付先が年間5自治体以内で、もともと確定申告をしない会社員の方なら、書類を出すだけで完結する「ワンストップ特例」が便利です。一方、確定申告をする方(個人事業主や、医療費控除を受ける方など)は、申告のなかで「寄付金控除」として一緒に手続きします。

年末ギリギリに駆け込むより、秋ごろに一度、その年の収入の見込みから上限額を確認しておくと安心です。

「自分の上限はいくら?」「ワンストップと確定申告、どっちがいい?」と迷ったら、源泉徴収票やその年の見込みをもとに一緒に確認できます。お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
税理士田中 美咲

あずさ会計事務所 税理士。個人の確定申告から相続税まで、暮らしに身近な税金のご相談を担当しています。

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